物置の専門用語-よく使われる関連語を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
物置は一見すると住宅の仲間のように思えるのですが、実際には外構設備の一種で構造が異なるため、工事の際には独自の専門用語が使われます。
住宅ではコンクリートで基礎を作って、その上に固定する形で建物を作るのですが、物置の場合には平らな地面にコンクリートブロックを置いて、その上に小屋を乗せる形で施工が行われることが一般的です。
そのままでは不安定な状態になってしまうため、物置の施工工事では別途「アンカー工事」と呼ばれる転倒防止工事が行われます。
まずは物置本体とアンカーを、ボルトでしっかりと繋ぎ止めます。
さらにアンカーの先を地面に掘った穴の中に入れて、コンクリートを流し込んで固定します。
アンカーとは船の錨のようなものであり、作業により台風や地震に備えることができるのです。