物置の誕生秘話や歴史を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
古くから日本の物置は、木造のものが主流でした。
日本初のスチール製の物置が誕生した歴史は、昭和40年頃までさかのぼります。
東京オリンピックが開かれ高度経済成長期を迎えた時期に、製薬会社が作った栄養ドリンクの在庫を保管する場所を作ったのがきっかけです。
スチール製物置を売り出した当初はなかなか売れませんでしたが、デパートでの展示販売の実施により売上が伸びていきます。
現在ではスチール製であることを中心に、二重構造のものや防災に優れたものなど、さまざまな種類の物置が売り出されるようになりました。
現在においてたくさんの便利な物置が開発されているのは、売れずに苦しんだ歴史があってこそだといっても過言ではありません。