【建物・雑学】建築士の試験レベルはどのくらい?階級別で調べてみた!
建築士には一級と二級があり、いずれも建物の設計に携わる資格となっていますが、設計できる建物の規模や構造に違いがあります。
一級では基本的にすべての建物の設計が可能ですが、二級で設計できるのは戸建て住宅程度の規模に限られます。
近年における二級試験の合格率は学科が40%程度、製図が50%程度となっており、学科と製図の両方にパスすることが必要になります。
一級試験の合格率は学科が18%程度、製図が40%程度です。
ただし一級では得点の高い順に一定の人数が合格とされるため、出題される問題の難易度によっては高得点でも試験に落ちてしまう場合があります。
一級の学科と製図を合わせた実質的な合格率は12%程度となっており、資格取得のためには幅広い知識を身に付けることが必要になります。