【建物】どんな法律?「屋外広告物法」の内容と目的について解説します。
屋外広告物法は国土交通省の管轄する法律で、良好な景観の形成と風致の維持及び公衆に対する危害の防止を目的として制定されました。
この法律により都道府県や政令指定都市は屋外広告物条例を定め、必要な規制を行うことができるようになります。
また、景観行政団体である市町村等も条例で屋外広告を規制することが可能です。
したがって、実際の規制はそれぞれの地域の条例によって行われるのが一般的となります。
条例の内容はそれぞれ異なりますが、用途地域等により屋外広告の設置を禁止したり、許可制で設置を認めたりします。
さらに、屋外広告に関する一定の基準を設けて、その基準に適合した範囲内で設置を認めることもあります。
建築物に付属したものは、建築基準法の規制も適用になるので、注意が必要です。