病院の専門用語-よく使われる関連語を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
病院の建物にある専門的な用語のひとつのにX線検査室やX線CT室があります。
放射線を使った診察は範囲を広げていますが、そのためには放射線障害を防止するための専門の部屋や施設が必要となります。
たとえば、X線室の天井や床、まわりの画壁は、その外側での実質線量が一週間で1ミリシーベルト以下になるようにしなくてはなりません。
壁や天井には鉛版付きの石膏ボードなどが使われ、扉には鉛版を挟み込むなどします。
また、安全を確保した上での一部例外がありますが、X線の診察室の室内には、X線を操作する場所を設けてはいけないことになっています。
さらに、その場所がX線の診察室であることを表示することが義務付けられています。