ビニールハウスの誕生秘話や歴史を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
寒い地方でも暖かい場所の作物を栽培できたりと便利なビニールハウスですが、いつ頃から使われるようになったのでしょうか。
ハウス栽培の歴史は古く、今から約400年にさかのぼります。
当時は紙を利用したハウスが主に使われていました。
その後明治時代に入り外国からガラスタイプの技術が持ち込まれます。
現在のようなビニールになったのは1950年代に入ってからです。
ビニールは紙やガラスに比べて気候や災害などの影響で被害を受けにくく、安定した収穫ができるので戦後から急速に広まりました。
ビニールと一口に言いますが、その素材は塩化ビニールとポリオレフィンフィルムの2種類があります。
それぞれ、柔軟性や保温性、耐久性などに違いや特徴があり、使用する用途や農地の状態や環境に合うものを選んで使われています。