【建物・雑学】建築基礎構造設計指針って何のこと?初心者でも分かりやすい解説。
建築基礎構造設計指針とは、1952年に出版されて以来改定を重ねて読まれ続けている建築物の基礎設計に関する規定を記した本です。
建築家にとってのルールブックのようなもので、サッカー選手や野球選手が審判の指示に従ってプレーしなければいけないように、建築家はこの本に記載されている内容を守った上で、建物を設計する必要があります。
具体的な内容としては建物の大きさや総重量に対して、基礎はどれだけ必要なのかを計算する方法や建物を建造する際に最も気をつけるべき現象の一つである、液状化現象の心配がない地盤かどうかを判定する方法などが書かれています。
2019年時点の建築基礎構造設計指針の最新版は2001年に改定されたものです。