フェンスの専門用語-よく使われる関連語を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
フェンスの専門用語のひとつに「忍び返し」があります。
忍び返しとは、盗賊などが忍んで屋敷などに入り込んでくるものを追い返すためのもので、塀の上に竹や木、金属などの先端の尖ったものを並べて立てておくものです。
ルーツは戦国時代にお城などを守るために作られたものとされていて、文字通り忍びの者の侵入を防ぐ働きがあったものです。
そんな歴史のある忍び返しは、現代でも有効な防犯のアイテムとして生きています。
長さや形状などいろいろなものがあり、デザイン的に優れたスタイリッシュなものも登場していますが、見た目の優雅さとは裏腹に、乗り越えるには相当危険なものです。
また、有刺鉄線を巡らすだけでも、忍び返しの役割を果たせます。