オフィスビルのトラブル①-建築物に関する困った話を紹介!あなたの知らない建築物の世界。
会社が2010年に移転したビルは、地下2階が地下鉄に直結した交通の良い場所にある21階建てのオフィスビルでしたが、2011年の東日本大震災の時に、高層階にある一部の天井からアスベストが飛散したことが有りました。
入居の前、アスベストが使用されていることは分かっていましたが建築基準法に基づいて飛散防止の対策がされていました。
震災後にオフィス内の環境測定をしたところ微量のアスベストが検出されるというトラブルが有りました。
ビルのオーナー側は、天井内にあるアスベストを全て撤去する工事を行うため週末に約半年の工事が行われましたが、金曜日の業務終了後に机の上に有るものは全て片付け、PCにはビニールシートで被うことを半年間繰り返しそれだけで、毎回30分位の時間を取られ困った経験が有ります。
震災の2次被害ですが、自社が入居しているオフィスビルで被害を受けるとは考えていませんでした。